皆さんが"お掃除"に関してネットで調べるときに、 「お掃除」+α どんな検索がトレンドなのかリサーチをしていましたら.... 面白いキーワードが出てきました!!! ズバリ、「掃除能力検定」!こんな検定ご存知でしたか?? きっと初めて聞いた方のほうが多いのではないでしょうか。 というわけで今回は"掃除能力検定"についてちょっとお話したいと思います♪
掃除能力検定とは、一般社団法人 日本掃除能力検定協会
という団体が実施している「日本掃除能力検定」のこと。
この検定は誰でも(6歳から100歳までの方)受験が可能で、
開催目的としては、"住みよい社会を創るため、「知識・技能・作法としての掃除」を
学んで頂き現代社会に於いて温かい心と掃除基礎能力を備えた人材を
輩出する協会でありたい"との想いがこめられているそう。
こんな心温かな能力検定があったなんて、この想いを聞いただけでも
日々のお掃除意識が変わりそう....?!なんて思ってしまいました。
お掃除ってただ汚れを取り除いて綺麗にするだけのものではないんですね!
簡単・単純なようで奥が深~いんだなと思いました。
今年、この日本掃除能力検定は
東京・大阪のみの開催だったのですが、来年の2017年は
なんと!全国8都道府県にて開催されるそうです!!
(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・愛媛・広島・博多)
平成24年3月に発足したこの検定試験ですが、
活動の幅をぐんぐん広げているのが感じられますよね。
受験級は、掃検5級から掃検1級までの5段階。
5級から3級の初級~中級レベルは筆記試験のみ。
2級は筆記試験に実技試験が追加されます。(なんと6時間!)
※窓ガラスのスクイジーの使用方法・エアコンの分解等50動作の実技試験。
さらに、1級に関しては、筆記試験・実地試験+
論文作成・ボランティア活動 が必須科目となってきます。
5級はパーソナルコースといい、戸建て住宅等私的空間の管理
というような身の回りの掃除の基本を学びます。
2級になるとビジネス的な観点で問題が出題されるビジネスコースとなり、
掃除関連事業・ハウスクリーニングで独立/企業を考えている
オーナーやマネージャーに必要とされる総ての業務を学びます。
上級レベルの1級~2級になってくると問題の単語すら
聞いたことの無いようなものでチンプンカンプンかと思いますので、
突然ですが、ここで問題!4級の練習問題を出題します!(答えは記事の最後)
【問】 ( )に当てはまる最も適切な言葉を、①②③の中から1つ選びなさい。
◇業務としての掃除
業務としての掃除の品質管理には常に( )があることを認識します。
①時間の制約 ②温度の制約 ③距離の制約
◇掃除の実務
カビの駆除方法、カビ取り除菌・漂白剤は強アルカリ性洗剤です。
トイレ用洗剤など液性が( )の洗剤と混ぜて使いません。
①酸性 ②中性 ③アルカリ性
この掃除能力検定士試験に合格すると認定書を受け取ることができます。
掃除検定取得者は、就職活動や転職活動に有利になります。
特に直接的に有利とされている業界は外食産業・美容業界・ホテル業界。
ですが、どんな仕事をするにも掃除というのはつきもの。
仕事の能力向上やスピードアップにも繋がる応用範囲の高い資格です。
また、"掃除が得意"というアピールポイントは
几帳面・整理整頓が得意・綺麗好きというイメージを連想させ、
プラスイメージな要素しか思い当たりませんよね!
もちろん仕事以外にも、日々のお掃除に大いに役立つ知識ばかりですし、
自分のお掃除レベルを知れるめったにできない経験だと思います。
老若男女問わず、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか???
☆答えあわせ☆
◇業務としての掃除→①
◇掃除の実務→①
......さて、皆さんは解けましたか??