家事コラム掃除
vol.8( 2013年12月11日 公開)

大掃除のコツ

大掃除は工夫と便利な助っ人で手早くスッキリ

なぜ大掃除をするの?

12月に入るとやはり気になるのは大掃除...皆さんはいつから始めますか?12月に入ってからすぐの方や冬休みに入ってから、年始直前という方も...計画的に進めて晦日や大晦日にもまだ掃除するところが残っている、なんてことは無いようにしたいものですが。

しかし、なぜ日本人は大掃除をするのでしょう。どうやらこの時期に大掃除をする習慣は他国では無いようなのです。大掃除の習慣はあるものの、ほとんどが春にするとのこと。「春のほうが気候はいいから、窓は開放できるし体も動く」とのことで、合理的な春の大掃除が好まれるようです。

日本では掃除は宗教的祭事として重視されていたため、年末の大掃除も宗教的な意味合いが強くあります。新年は五穀豊穣をもたらす歳神様をお迎えするために住居をキレイに保っておく必要があります。そのため、家にたまったススをはらって綺麗にする行事が行われてきました。この行事は「煤払い」と呼ばれ、神社仏閣では今でも12月13日に行われます。昔は奉公人が年末年始は里帰りしましたが、移動に多くの時間を要したので、この日に行われるのが伝統となりました。

大掃除の頼れる助っ人とは?

現在はそのような神聖な儀式として大掃除をとらえている人はほとんどいないと思われますが、やはり新年を気持ちよく迎えるためには、住居をきれいな状態に保っておきたいものです。

効率的・計画的に大掃除ができれば問題はないのですが、なかなか時間がとれない、家族が誰も手伝ってくれない、たまにしか掃除しないところが多いため、時間がかかるなどいろいろな問題があります。

大掃除を効率的にするには、いろいろな方法の併用がオススメです。

洗剤は各場所によって適したものがありますが、場所によって使い分けるのは大変です。今はどこの掃除にも適した、多目的洗剤があります。ありとあらゆるところがお掃除でき、とても便利です。

また放置系洗剤もとても便利です。つけ置くだけで汚れが落ちる、つけ置き用洗剤や、カビの表面に塗り、放置した後で洗い流すタイプの洗浄剤などです。また油汚れがこびりついた換気扇などは、キッチンペーパーに多目的洗剤の原液をしみこませ、パックして放置しておくと、面白いようにキレイにとれます。

猫の手も借りたい時の究極助っ人「お掃除ロボット」

また、放置していれば自動で掃除してくれるお掃除ロボットを活用するのも一つの方法です。タイマーセットすれば、人間が電源を入れなくても自動でお掃除をしてくれるのがお掃除ロボットです。家具をよけることができ、ゴミやチリをセンサーで感知してキレイにしてくれるロボット。普段の清掃場所はロボットにおまかせして、その間に自分は、いつもは掃除できないところを集中的に...という使い分けができます。

今は会話のできるお掃除ロボットなどもあるようで、励まし合えば一人で頑張らなくてはいけない場合の大掃除に、やる気が増すかも...?

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