家事コラム洗濯
vol.98( 2024年03月25日 公開)

冬物の「しまい洗い」をホームクリーニングで

3月とは思えない程、寒い日がありましたが、ようやく春を感じる気候になって来ました。
日中の暖かい日差しを見ていると、そろそろ明るい色の春服を着てお出かけしたくなりますよね。
でも、その前に衣替えをしなくては!
今回は、春の衣替えのポイントからホームクリーニングのアイテムまでご紹介していきたいと思います。

 

春の衣替えのポイント

「衣替えをしよう!」と思っても春はまだまだ気温が不安定なため、タイミングが難しいですよね。目安としては、最高気温が15~20度の日が続くようであれば春物の出番と思ってよいでしょう。

一気に全部を衣替えするのではなく、気候に合わせて、ダウンジャケットやセーターなど真冬の厚手の衣類から始めて、ゴールデンウィークまでにはすべて完了させましょう。というのも、ゴールデンウィーク前に害虫が産卵期を迎えるので、冬物をしまうタイミングが遅くなると、衣類が虫食いだらけになってしまうかもしれないのです。

では、春の衣替えのポイントを見ていきましょう。

 

ポイント1. 「しまい洗い」をする
一度しか着ていない衣類でも洗濯してしっかり汚れを落としましょう。

ポイント2. しっかり乾燥させる
しっかり乾燥させることで防カビ・防虫の効果があります。

ポイント3. リミットはゴールデンウィーク前
害虫が活発になる前に済ませて虫食いを防ぎましょう。

ポイント4. 防虫対策はしっかり
収納には防虫剤を使用し、虫食い対策をしましょう。

ポイント5. 収納にはゆとりを
衣類を詰め込みすぎると、シワや型崩れやカビの原因になってしまします。
衣替えのタイミングで衣類の断捨離を行うことをおすすめします。

冬物の「しまい洗い」

衣替えの手順の中で冬物の「しまい洗い」がおっくうだと感じている方も多いのではないでしょうか。クリーニング屋さんに運ぶのが面倒だったり、料金が嵩んでしまったり、腰が重くなりがちです。
そんな方には、ドライニングがおすすめです。ドライニングなら、自宅でつけおきするだけで、ダウンジャケットやセーター、毛布などが洗濯できて、「しまい洗い」が自宅だけでできてしまうんです。

ここではそのドライニングを使ったダウンジャケットの洗濯方法をご紹介!

用意するもの

・水…30L ・ドライニング…液体15mL(ゲル15g)


 手  順 

1.常温の水(15~25℃)にドライニングを入れて軽くかき混ぜ、ドライニング液を作ります。

2.ダウンジャケットのファスナーを締めて小さくたたんだ状態で、10~15分ほどドライニング液に全体をしっかりとつけおきします。

3.きれいな水で20~30秒すすぎ、脱水時間が長いと型崩れや洗濯ジワの原因になるので
脱水は洗濯機でなるべく短め(10~15秒ほど)にしましょう。

4.表面が乾いてきたら、両手で挟み軽くたたきながらダウンをほぐし、片寄りを整えて陰干しします。

ポイントは、ダウンジャケットの空気を抜いて均等に折りたたみ、しっかりとまんべんなくドライニング液につけるにつけることです。

 

ドライニングで簡単ホームクリーニング

ドライニングは衣替え時の「しまい洗い」はもちろんのこと、まめに洗濯したいけど、自宅での洗濯は難しいと思われがちなスーツや制服も洗濯できますので、大切な衣類をいつでも清潔に保つことができます。また、汚れたところに原液をつければエリや袖口などの部分洗いにも使える優れものです。

そんな洗濯の強い味方のドライニングでホームクリーニングをして、この春の衣替えをいつもよりも手軽にしてみてはいかがでしょうか。

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