家事コラムウイルス対策
vol.95( 2024年01月25日 公開)

ストップ!ノロウイルスの感染拡大!

新年モードが落ち着き、通常の生活リズムに戻って来た方も多いのではないでしょうか。
まもなく1年で一番寒い季節に突入しようとしており、寒さと乾燥が大好きなウイルスが元気に動き出し始めています。
今回はこの時期に集団感染が発生しやすいノロウイルスについてお話したいと思います。

 

ノロウイルスとは?

ノロウイルスは乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層にみられる感染症で、1年を通して発生しますが、寒さと乾燥が増す12~3月に感染者数がピークとなることが多いです。

感染・発症すると、おう吐や下痢、腹痛、発熱などの症状が現われます。健康体であれば、およそ1~3日以内で回復することが多いですが、乳幼児やお年寄りなどの抵抗力の弱い方の場合、重篤な症状をきたす場合もあります。

主な感染経路としては、ウイルスが蓄積した二枚貝など、特にカキを十分に加熱せずに食べた場合や、感染した人が調理などをして汚染された食品を食べた場合などがあります。

また、感染者のおう吐物などを処理する際などに、手指が汚染され、その手指を介して体内に取り込まれた場合や、おう吐物などが乾燥して空気中にノロウイルスが舞い上がり、それを吸い込んだ場合などにも感染を引き起こし、この場合に二次感染となり、集団感染へとつながる可能性が高くなります。

集団感染は、保育園や学校など集団生活を送る施設で起こりやすく、いったん感染が広がると十分な対策が難しいことが予想されます。

集団感染を防ぐには

ノロウイルスにはワクチンもなく、感染を防ぐことは容易ではありません。集団感染を防ぐためには、普段からの予防と二次感染を予防することが大切になってきます。

ノロウイルスにはアルコール消毒は効果がないので、食事の前やトイレの後に、石けんでしっかり手を洗うことが一番有効な予防法です。そして、調理方法に関しては、カキなどの二枚貝は85℃~90℃で90秒間以上の加熱をしましょう。その他、野菜・果物、生鮮食品に関しても、しっかりと洗浄しましょう。調理器具の消毒は、洗剤で十分に洗浄した後に塩素液に浸して消毒しましょう。

万が一感染者が発生した場合には、感染者のおう吐物などを適切に処理して二次感染を防ぎましょう。
ここでは、汚物処理の際に便利なノロクリンを使った方法をご紹介します。


用意するもの

ノロクリン ・手袋 ・マスク ・エプロン ・ごみ袋 ・ペーパータオル、布


汚物の処理方法

1.汚物に直接触れないように、手袋・マスク・エプロンなどをつけます。
 手袋は二重に、靴もビニール袋などでカバーしましょう。

2.感染者の汚物にペーパータオルを被せ片付けます。
   この際、飛び散らないようにしましょう。特に乾くと飛散しやすくなるので注意が必要です。

3.片づけた後にノロクリンを使用し、きれいに拭き取ります。

4. 処理に使ったペーパータオルや布はすぐに袋に密閉し、そのまま廃棄します。
    処理中に使った服も廃棄するか、すぐに洗濯できない場合は袋に密閉しておきましょう。

感染予防と対策の大切さ

トイレの便座・ふた、ドアノブ、電気などのスイッチやキッチンまわりはもちろん、汚物処理後のウイルス除去や除菌ができるノロクリンは、気になるところにスプレーするだけでウイルスや細菌の対策ができてとても便利です。ノロクリンは塩素系成分を使わず、食品添加物原料100%ですので、お子様のおもちゃにも、まな板や食品まわりにも、安心して使えます。普段の予防やウイルス対策に、使ってみてはいかがでしょうか?

ノロウイルスが流行しやすいこの季節、ノロウイルスの感染予防と対策をしっかりして、元気に乗り切りましょう!

 

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