7月に入りいよいよ夏本番!コロナ規制の緩和により"4年振りの"と銘打ったイベントが各所で開催され、どこにお出かけしようかな…と悩みますね。
そんなコロナの陰にひっそりと?隠れていた「インフルエンザ」。冬場だけのウイルスだと思っている方も多いと思いますが、実は夏にも発症するってご存じでしたか?
一般的に11月下旬~12月上旬に始まり、翌年1月~2月頃に大流行する傾向のあるインフルエンザですが、夏にインフルエンザの患者が見られることは珍しくないのだそう。
「そんなこと言っても結局流行するのは冬だけでしょ」と思いがちですが、過去には学級閉鎖になる中学校もあるほど夏場の感染力も高いウイルスなんです。
湿度が高くなると感染力が弱まるインフルエンザウイルスですが、夏場の冷房による乾燥でウイルスが流行しやすい空間が屋内で作られてしまいます。冬に換気はよく耳にしますが、夏場も同じくこまめな換気を意識して、ウイルスが蔓延しにくい環境を保つようにしましょう。
また、夏バテによる免疫力の低下も原因のひとつとされています。夏バテはインフルエンザのみならず様々な不調を引き起こしやすくなりますよね。暑さに負けてダラダラしたいところですが、一日三食、適度な運動、そしてしっかりと休息をとる!基本的なことを心がけて免疫力を高めましょう。
夏に流行するインフルエンザは症状も軽度なことが多く、初期症状も風邪と似ているため一見判断しづらいことが多いそう。しかし倦怠感が何日も続いたり、関節痛など節々が痛い!という症状は大きな違いかもしれません。
何より感染力が高いので、そのままにしておくと身の回りの人に感染を広げてしまう可能性があります。もしかしてインフルエンザかも…と思ったら迷わず病院を受診するようにしましょう。
インフルエンザウイルス自体は一年中存在しています。感染対策は冬だけでいいと考えていた方も、この機会に夏場の過ごし方を考え直してみるのもいいかもしれません。
簡単にできる対策としてインフクリンもおすすめです。よく手に触れるドアノブや階段の手すり、テーブルなど気になるところにスプレーするだけ!
こまめな対策と万全な体調で、今年の夏を思い切り楽しみましょう!