家事コラムその他
vol.117( 2024年11月14日 公開)

バスタイムをもっと特別な時間に

11月に入り、ようやく肌寒さも感じられるようになりました。
これから寒さが深まり、温かいお風呂が恋しくなる季節ですね。
毎年11月26日は、11(いい)26(ふろ)と読む語呂合わせから「いい風呂の日」に制定されています。
普段は忙しくてシャワーだけで済ませているという方も、心身の疲れを癒し体調を整えるために入浴の時間を大切にしてみてください。

湯船に浸かってリラックス

湯船に浸かることは、疲労回復や血行促進、全身の緊張をほぐす等、様々な効果が期待できます。
湯船に浸かるだけでも心身のリラックスに効果的ですが、ちょっとした工夫でさらに効果がアップするので活用してみてください。

目の周りに温めたタオルを当てる

長時間のパソコンやスマートフォンの使用で、目の周りの筋肉は酷使されています。温めたタオルを目に当てることで血行が促進され、目の疲れが緩和されます。

深呼吸をする

湯船に浸かりながら深呼吸をすることも、身体の緊張がほぐれ、リラックス効果が増します。ゆっくり鼻から息を吸い、ゆっくり口から吐く。これを繰り返すことで、自律神経を整えストレスの緩和にも繋がります。

 

半身浴と全身浴、どちらがいいの?

「半身浴」と「全身浴」はどちらが効果的なの?と思う方も多いかもしれませんが、それぞれに異なる効果があり、目的や体調に応じて使い分けると効果的です。

長い時間お風呂でリラックスしたい人は半身浴

半身浴は、胸の下までお湯に浸かり、上半身は湯気で温める入浴法です。水圧がかかりにくいため身体への負荷が少ないのがメリットで、心臓や肺が弱い方、高血圧の方などは半身浴がおすすめです。
また、20~30分の長い時間お湯に浸かることができるので、芯からじわじわと身体を温めながら、読書をしたり音楽を聴いたりするなど、リラックスした時間を過ごしやすいのも特徴です。
半身浴はぬるめのお湯が基本。38~40℃のお湯で熱くなりすぎないように注意しましょう。

すぐに温まって疲れを取りたいなら全身浴

全身浴は、肩までしっかりとお湯に浸かる方法です。
入浴によって得られる3つの作用をご存じですか?
身体を温め、血の巡りが良くなる「湯熱作用」、体に水圧がかかることで血行が促進され、むくみ解消に効果的な「水圧作用」、お湯の中の浮力によって筋肉がリラックスし、身体を休めることができる「浮力作用」。この3つの作用が発揮されやすいのが全身浴の特徴で、短時間で身体を温め疲れをしっかり取りたい時は、全身浴がおすすめです。
半身浴に比べて身体に負担がかかりやすいので、長時間の入浴は避けるようにしましょう。

 

いつものお風呂に百薬湯をプラス

日々の疲れを癒し、お風呂時間をより充実したものにするためには百薬湯もおすすめです。
有効成分の炭酸水素ナトリウムが温浴効果を高め、疲労回復や肩こり、そしてこれからの季節に特に気になる冷え性などにも効果的です。
身体を芯から温めてくれるので湯冷めしにくく、お風呂から上がった後もぽかぽかした温かさが続きますよ。
百薬湯でいつもより上質なバスタイムを楽しんでみてはいかがですか?

その日の体調を見ながら入浴方法を変えてみたり、自分自身でリラックスできる方法を探したり、何も考えずにただただボーっとする時間を作ったり…。お風呂を単なる入浴時間ではなく、日々の疲れやストレスから解放される癒しの時間にしてみましょう。

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