新型コロナウイルスの話題が飛び交っていますが、実はインフルエンザも猛威をふるっています。 手洗い・うがい、マスクの着用、予防接種、十分な栄養と休養を取るなどの予防策は知られていますが、 お口のケアがインフルエンザウイルスに有効だとういうことをご存知でしたか?
お口の中には、約700種類もの細菌が生息しています。
口の中を不衛生にしておくと、唾液中の「プロテアーゼ」と「ノイラミニダーゼ」といった酵素により、
口や喉などの粘膜にインフルエンザウイルスが侵入し、感染しやすくなります。
また、歯石などの歯周病も、ウイルス感染を促進させる原因となります。
歯磨きをしっかりと行うことで、ウイルス感染を助長する歯石や歯周病を防ぐことができます。
また、合わせて舌を磨くこともインフルエンザウイルスの発症率が大幅に減少するそうです。
インフルエンザ流行の予測が困難になっており、薬剤耐性ウイルスの問題も深刻化しているため、ワクチンや薬剤によらない新たな感染予防および重症化対策が求められています。
今日から「口腔ケア」もインフルエンザ対策に加えてみませんか?